制作の流れと近況

台風が近づき、また雨が続きそうですね

作者は夏の疲れが出てきたようで、少々不眠など不調が続いています

※少し重い内容なので余裕のある方のみ、お読みください

今までほとんど制作背景について書いてきませんでした

最近、別の角度から自分の制作を見つめる必要に迫られているように感じたので、今回はウパラペトラができるまでの制作の流れなどを綴っていきます

最近の不調は自粛2年目による外部の刺激が少なくなっていることでのストレスが大きい気がしています

少し困っていることは、石を見ても造形が浮かび難くなっていることです

これからが本当の意味で制作者として試される時期なのかもしれません

今は1日中詰めて制作することは逆効果な気がしているので、1日に数時間と決めて集中的に制作しています

↑制作途中の様子(カオス)

毎回一度は机がこんな状態になります

秋冬を少し意識した石選びをして、まずは石枠作りを進めます

↑特大アンモナイトご先祖さま 

この後バチカンをつけてWAX造形完了

※どこまで盛るか問題

「盛りすぎ」は石が見えにくくなる&地金だけが重くなる、「盛らなさすぎ」は石に造形が負ける&完成形が地味になります

どちらも石が活きないため、バランスを見ながら過不足を微調整します

石の仕入れ→生成する石の選別→石枠作り→足を生やす→アンテナを生やす→ペンダント兼用型はバチカンをつける→キャスト(業者へ持ち込む)→銀または真鍮に置き換わった原型を磨く→足できちんと自立するか(座るか)確認→石留めセッティング→名札を書く→番号と石名記録→【完成】

→記録用撮影→告知→通販出品→発送→オーナーさまご着用/ご鑑賞【←本当の完成】

ざっくりこのような流れで生成しています

この不調は淡々と出来ることを進めることで脱して行けそうに感じているので、焦らずに付き合っていこうと思っています

しばらくは休みも入れつつ、いつもより自分のペースを大切に制作していく予定です

だいぶお待たせしてしまいますが、気長にお待ちいただけましたら幸いです

どうかよろしくお願い申し上げます